ロミオ×ジュリエット 第23話「芽吹き〜死の接吻〜」

どっかで見たような展開オンパレードで、この作品としての特別なニュアンスも無いっていうのがどうにも。
悲壮感を盛り上げていきたいなら、キャピレット旗掲揚に湧く市民の様子の描写が長すぎる上にキャラの主観たっぷり入り過ぎだし、エスカラスについての真実だって伝言ゲーム状態で時間差で情報が伝わることにほとんど意味がないのとか、オフィーリアがいきなりわかりやすい悪の化け物になってしまうとか、どうにも薄っぺらくて安っぽい。展開の必然性と物語展開上の効果的に見せるための構成が全く練られてない感じがしてしょうがない。
唯一感心したのは、ジュリエットがロミオと駆け落ちしたなら、と話す二人の描写くらい。