スカルマン 第13話「黒い寓話?愛しきものは全て去りゆく」

こりゃどう受け取れと・・・？
途中までの、今まで微妙に陳腐に見えていた敵の在り方が更なる巨悪によってぶっつぶされることでその陳腐さに納得させられるとか、麗奈と剛のやりとりであったり、すんごい作画の戦闘シーンとかで、これまで微妙な点は色々あったけどこれなら一応納得かな、って思えたんだけどねぇ。悪は潰えない、っていう結末自体はまぁ良いとして、隼人の心象風景と思しいイメージシーンとか立木さんの突然の死とか、意義の不明な内容がどうにも。特に立木さんはどうもなぁ・・・

しかし、正直石ノ森作品の引用が過ぎないか？009の知識が多少無いと、ラストなんて本当にチンプンカンプンだよなぁ。知ってる人間としてはそう繋げるか、っていう驚きと面白みはあるんだけど、それが何らかの意味を持てているかっていうと疑問だし。

それにしても、絶望的なラストにしたもんだ。ライダーもサイボーグ戦士も全滅、世界を救うヒーローなど存在しないんだってことか。