ロミオ×ジュリエット 第11話「誓い〜朝陽の祝福〜」

ん〜、これはどういう視聴態度で臨めばいいのかわからなくなってしまった。
正直、今回は色々な意味で痛々しくて、ロマンチックな気分に浸るわけにいかなかった。痛いというのは、バカップルぶりってのもあるけど(^^;、同時に他人を思いやるっていう行為(シエロに対しても)が自分の目前に迫っていた問題からの逃避として機能していることで、それも含めて何の考えもない二人が破滅に向かって荒野をさまよい歩いているようにしか見えないんだよね。それが正視に耐えない痛々しさなんだわ。でも、それが美しい風景、ロマンチックな音楽に彩られていて、視聴者がどう受け取ることを想定しているのか、正直困惑してしまう。