ウルトラセブン 第49話「史上最大の侵略(後編)」

うむ、結構感動的だなぁ。その要因の4割くらいはクラシック音楽の効果だと思うが(^^;


まぁ、あれだけの猛威を振るった侵略軍が一台のドリル戦車を感知して迎撃する能力もないわ、その自爆一発で基地全滅するわ、さすがにどうかという部分は大きいんだけど、イメージシーンの多さだったり人物の内面によるシナリオであったりカメラワークで、感情的には気にならなくなっているのは怪我の功名かね?(^^;
やっぱり、キリヤマがセブンを「ダン」と呼ぶあの瞬間は来るものがあるんだな。あんまり強調しないさり気ないカットになっているのが結果的にいいんだな。


ふと思ったのだが、この感動度合いを都合良く記憶に残してセブン全体の作品イメージとして持ってしまうと、正直承服しかねるウルトラセブン最高傑作説に行き着いてしまうんじゃないかと。突っ込み所の多さはウルトラ第1期も2期も変わらないべや。