ウルトラセブン 第42話「ノンマルトの使者」

何だか怪奇みたいな終わり方だなぁ。比較的、科学的というか理性的な話に、ああいう超常的な落ちを持ってくるのが感性であったりテクニックであったりするのかねぇ。ある意味類型的なエピソードではあるものの、それゆえの妙な後味が面白い。良い・悪いで分けられない後味があるんだよね。


それにしてもノンマルトが地球の先住民であるという主張はシンイチ少年の言以外に出てこなかったり、やっぱり何ともいえないあやふやさがあるんだよね。意図的なのかな?シンイチ少年が超常的な存在である、それゆえに彼の主張は真実であった、という捉え方もできるけど、実際に2年前に死んだ真市という少年があのシンイチ少年であるのかは確定されてはいないわけで。