プリンセス・プリンセス 第7話「汗と涙の合唱コンクール」

流石に「メロディが単調」はどうかとw
あとキューティーハ二ーの音の安いこと安いこと(^^;物語上ああなのか、現実的な制限上ああなのか。あと、三人揃ってずれてたのが気になる・・・


とかはまぁいいとして。
実にこの作品はこういう風に楽しみたい、ってのを外してくれる作品だなぁと思うですよ。
今まで文句を付けてはきたけど、大前提の「姫制度」以外はそんなに強烈な非現実度はなくて、あってもあくまでメディアの出身に由来するニュアンスの嘘くささで、事実関係ではリアリティを保ってきたと思うんだけど、「血の繋がらない妹に迫られる兄」っていうものを出してきちゃった時点でこれまで築き上げられてきたリアリティが一気に崩されちゃった感じなんだなぁ。
原作を全く知らないわけだけど、原作ではある程度の連載の進行があって現実的なリアリティに頼らずともこの作品独自のリアリティが醸成されつつあると判断された時点でこのようなエピソードが盛り込まれたりしたのだろうか(アニメオリジナルってことはないよね)?それならわからなくはないんだけど、アニメにおいては開始から7週間しか経っていないし、今まで現実をベースとしたある種の思考実験的なバラエティとして楽しんできた(楽しもうとしていた)自分には、このエピソードは異物感が有り過ぎる。
まぁ、本来のお客さまとして扱われてない自分のような者の嗜好に沿う必要は無いわけで、掲載誌の読者のような層を惹き付けるにはこういうエピソードが必要なんだろうし、違和感無いんだろう。