プリンセス・プリンセス 第４話「裕史郎の過去」

ん〜、正直辛くなってきたぞ。
ギャグ部分は気楽に笑ってられるんだが、そのギャグで出来上がったAパートがやたら短いと思ったらBパートは変に内面に踏み込んだ話になってて。
いや、むしろ亨が期待したような劇的に重い話のほうがまだマシだった。結局、この作品の主眼としては重い「過去」よりも大したことないそれを通しての少年達の心の交流を描きたいわけで、その描写が気持ち悪いのだよ。
ここで問題となった裕史郎のしがらみみたいなものは友人に近い境遇の人間がいるから理解できなくないものなんだけど、ここでの心の交流やその解決にいたる会話なんかがどうにも理解できないし嘘くさい。半端にリアルなだけに、むしろその嘘くささが強調されて感じられてしまう。
やっぱりこういう作品に感情移入を求めちゃ駄目か・・・