ゆりかもめツアー(一部華麗にスルー)

seemad2006-03-28

昨日はhttp://www.yurikamome.co.jp/outline/voice.php目当てで延伸初日のゆりかもめへツアーを組んでみた。
とりあえず浅野真澄の新橋から一日乗車券を買って出発。
構内案内図・精算所・トイレ案内図で声を聞けるはずがそれぞれがどこにあるかよくわからなかったので、まずますみんはトイレ案内図のみを聞いてみる。・・・意外と、いや想像以上に社会に溶け込む普通さ。言われなきゃますみんだってわかんないぞ?
お次は竹芝のたかはし智秋。これもかな〜り目立たず淡々と落ち着いたアナウンス。ここで初めて構内案内図がどこにあるのかを理解して、聞いてみるもやはり近い感じ。チャッキーのポーリーでシェケナッチYO!な感じは完全にシャットアウトされ、まぁそんなもんだよな、目立ち過ぎちゃ駄目だよ、うん・・・と思いつつちょっと寂しさを覚えながら、お次は日の出の落合祐里香
ゆりしーがどんな淡々とした社会に溶け込むアナウンスをするのか興味津々でトイレ案内図の前へ。
・・・音声が流れ出した途端、全員豪快にこける!
全然社会に溶け込めてないよ、ゆりしー!わかりやすい萌え声だよ、ゆりしー
ゆりしーってそんなに声の幅が無いのか(^^;
そんなゆりしーを起用したアーツとゆりかもめに心の中で拍手!


ここらへんで、精算所での声の聞き方がおぼろげながらにわかってきたので、やっと完全に声優アナウンスを堪能できるようになった。と、同時に思った以上に時間がかからないので、予定以上の数を回ろうということになり、お台場海浜公園鈴村健一へ。
トイレ案内図の声を聞いて、男性の方が声を作ってない感じがあるなぁ、なんて思ってたら、構内案内図の前に女の子が。全くの同類じゃないかもしれないし、ジョイポリスに行くついでに寄ってみただけかもしれないが、な〜んとなく近い世界の人な感じはしたw
そして今日のメインイベントは後回しにして、国際展示場正門の高橋美佳子へ。これがまた、結構、正統派ヒロインみたいな方向性の声で、浅野・たかはしとは別の意味で、ぱよとはすぐにわからない感じ。(あくまで個人の印象ではあるけど、ファンならわかるかも?)
ここで駅から降り、年二回の例大祭の日には人で埋め尽くされるこの駅周辺の人の居なさっぷりを堪能してみる。ちょうどビッグサイトも催し物が無いようで、実に人っ子一人いない。こういう日だけあそこのコンビニでバイトしたい、云々喋りつつ歩き、有明中原麻衣へ。
まいまいのアナウンスは一瞬わかりにくいのだが、よく聞いてみると、あぁそうかとわかる感じ。落ち着いた丁寧口調で喋ると、ちょっとねっとりとした感じが含まれるのがまいまいらしい。
ここでもう一度ゆりかもめに乗り、一駅行って有明テニスの森鈴木千尋へ。もっと淡々とした感じに持っていくかと思ったら、結構さわやか二枚目な感じだった。
ここでまた何となく一駅分歩いてみる。さっきの国際展示場正門〜有明は人っ子一人いなかったが、こんどはそもそも何にも無い(^^; 駅のすぐ脇の土むき出しの異常に広大な造成地には方墳が。そのわきではショベルカーがポツーンと一台、別の方墳の上で土を縦から横へ積み直す動作を繰り返していた。曰く「賽の河原」。どこまでも広がる何にもない空間に恐怖さえ覚えつつ、ここだけはきれいで異様に広い歩道を歩く。なんせ5人横に並んでも余るのだから、驚異である。とりあえず、強風の中GメンOPごっこ。ていうか、この歩道さえちゃんと出来てない箇所がちらほら。大丈夫か、江東区。そして市場前駅の横に巨大な円柱上のビルが何にもない中にぽつーんと。正体不明だが、きっとロボが出てくる。
で、市場前の鈴木達央。なぜ鈴木を並べるんだ?等と思いながら聞いてみると、ずいぶんと甘ーく喋っている。女性陣は結構事務的に目立たないように喋ってる感じなのだが、男性陣はかなり気ままな気がしてきた。
またゆりかもめに乗り、新豊洲桑谷夏子なっちゃんはある程度は想像していたことだったが、想像以上に淡々と落ち着いて低いトーン。それでいて、必要な情報に関してはあえて耳に残るイントネーションに乗せているのがプロの仕事といった感じ。業務に徹してる感じはなっちゃんが一番に感じた。
で次は終点、豊洲の保志。これがまた想像を裏切る、かなーり普通に保志ボイス。低く作るとか事務的な感じはあんまりないのが意外だった。ここも結構、女の子がアナウンスに耳を澄ませる様子が見られた。
ここで町並みを見ると、やっと人の住む町にかえってきた安堵感があるのが変な気分だw


そしてメインディッシュ!w 一路、テレコムセンター水橋かおりへ戻る!
今まででもそうだったのだが、トイレ案内図アナウンスの「だれでもトイレ」に殊更に反応し、構内案内図の下に野宿まで希望する誰かさん。これを毎日聞く東京MXの社員がうらやましいw
そのアナウンスは完全に個性を没するでもなく、かといってゆりしーのように目立ち過ぎるでもない絶妙のバランス。一般客だけでなくて、ほんの少しだけ声優ファンの側も向いてるかな?って思うのは身びいきし過ぎかな?まぁ、かおりんはオタク心がわかる人なので・・・(^^;
きっちりと業務をこなした上で、「声優が駅構内でアナウンス」といわれた場合に想像する理想のものを聞かせてくれた感じで、非常に好感が持てた。


水橋ボイスを堪能し、新橋に帰ってきてみると、ここで初めて構内案内図を発見、声を聞いてみる。
おいおい、トイレ案内図の事務的な感じと違ってずいぶんと媚びた声出してるな、ますみん
しかも他の駅はほとんど同内容のアナウンスだったのに、ここけやたら長いし


色々聞いてみて気になったのが、アナウンスの方向性ってどういう風に決められたんだろう?ってこと。それだけ、各駅でニュアンスが違うんだよね。しかも、同じ人でも構内案内図・精算所・トイレ案内図の各アナウンスでかなり違う。精算所は近くに来る人を呼び止める役割があるからか、中でもより元気良く明るいテンションで読まれている傾向が全体にあったけど、それ以外はあまりよくわかならい。まぁ、各アナウンスによって求められる役割はあったのだと思うのだけど、それにしてもけっこう各人の独自の解釈による部分があったんじゃないかと想像する。
あと、男性と女性の差。全体の女性に比べて男性は自由奔放にアナウンスしてる印象があった。女性ももう少し、押し殺さずに楽にやってもいいんじゃないかと思ったり。


これから気になるのは、精算所アナウンスを聞き逃したチャッキーと、

また、沿線地域での大規模イベント時にはイベント用の音声を使います。

これだね。
問題はこれは声優の別バージョンなのか、それとも声優じゃないのか。コミケにぱよの特殊アナウンスがあったりするのか?


あと駅と声優の組み合わせの理由も気になる。
http://www.yurikamome.co.jp/route/pat.phpが結構、各声優に合ってたりするのが面白いんだよなぁw