タイドライン・ブルー 第11話「メタセコイア海戦」、第12話 「ブルー」

連続で見るとどっちの内容だったかわからない!のでごっちゃで。


やっと明らかになったフリーダムからの脱出の理由。これがあるからこそ地図の存在の重みが更に増してくるわけなんだけど、そこから導き出される双子の論理が最後まで腑に落ち切らなかった。どうしてもアオイの考えに同調してしまうのは俺がネガティブだからなのか?双子の方も全くわからないではないけど、もう少し具体的なプロセスとして説明されたら納得できたのだろうか?
ともかく、ついに双子が心を分かち合って動き出すシークエンスは、グールドの視線も合わさってかなり心躍るものがあった。これがグールドとアオイの和解につながるかもしれないっていう期待感も抱かせてくれるところであるし。
魏の潜水艦のさっくりとしたやられっぷりはグールドの戦巧者ぶりの再度の確認だろうし、これがあるからこそSLBMの不発に対する里山の発言が説得力を持って響くのだろう。この前まで流れた和解の雰囲気から、SLBMに弾頭が入ってないんじゃないか?とは少し想像したが、発射先が魏とアメリカに絞られた時点で本気かもと思わせられる瞬間があってビクつかされたし、グールドがどちらを選んでもおかしくない状況だけにグールドの意思を確認させるプロセスが必要だったんだろう。
んで、ここでグールドの意志が不明瞭なだけに、外に出た双子たちが撃墜されたSLBMの爆風を浴びた時に放射能の心配をしたのだが、あとで安心した。「不発」とは言ってるけど、弾頭が入ってなかったんじゃない?
しかし、ここのSLBMの発射から迎撃の一連のシーンの作画は凄かったなぁ♪


でも、結局かなり尻切れ状態だよね?(^^;
これで最終回ってのはキツいよ。あくまで戦争が休止しただけだし、話に決着は付いてないし。
EDの絵が変わってて見たことないカットが混じってたけど、あれDVDじゃないと見れない13話でしょ?何かあそこに凄い情報量ありそうなんだよなぁ・・・。そもそも今回、アオイの回想シーンに出てきた、今までで一番若いアオイ(萌)の隣にいた男は誰?
今回1時間見て面白かったんだけど、その分モヤモヤするんだよなぁ・・・「かみちゅ!」はきっちりTVはTVだけでまとめてたからいいけど、こりゃ辛い。