鉄のラインバレル

  • 第16話「黄昏の断罪」

こうシリアスとギャグが同居してて大丈夫なのかいな?あれだけ苦戦したキリヤマに対して何とか保つようになっちゃってるのとかも引っかかる部分。ここはシリアスなテンションの高まりがあれば乗り切れるとも思うんだけど、そこにギャグを挟み込まれると視聴者側にツッコミ待機状態が生まれてギャグと同じテンションでシリアス部分も見てしまうことになるわけで、違和感を増幅して見ることになってしまう。
そもそもアニメってギャグとシリアスの完璧な棲み分けというか同居って、よっぽどでないと失敗すると思っているのが自分の持論で、その通りになってしまったなぁ、と。絶対どっちかに引っ張られるんだよねぇ。

  • 第17話「機械じかけの呪い」

何で生前にあのシステムを発動しておかなかったの?って疑問には答えてくれるんだろうか。答えてくれないんだろうなぁ。


矢島復活はまぁ当然ちゃ当然か。その死を以て浩一を目覚めせしめるだけの役目にしては情報量が多すぎるし、その割にその死までの物語のまとまりが良すぎて短期集中連載作品を見てる気分だったんだよね。とりあえずエピソードのまとまりだけを固めて、キャラクターや設定は放りっぱなしな印象で。これを短期集中でなくきっちり納めるには、物語での役割に比して多すぎる情報の片を付けるしかない。
んで、その復活のさせ方にしても納得。浩一を成長させて死んだ本人からその成長を否定されることで、その真価が問われるという訳ね。
正直、矢島の話になってやっと本道に戻ってきた感が無くもない(^^; いまいち事実関係でのみ加藤機関との対立があったところに、やっとドラマのあるきっかけができるんじゃないかと期待。