ミラーマン 第27話「総攻撃!S.G.M」

いやぁ、燃える展開じゃないか。主人公が特別な形で関わっていた、全滅したと思われていた精鋭集団が新兵器を携えて再登場、って自分の世代的にはナディアを思い浮かべるところで、ナディアの引用元?とか一瞬思ったけど、これはもっと古典的なパターンだよな。
それにしても前半後半とミラーマンの戦闘、空中戦あり、基地のミニチュアあり、えらく今回は金がかかってる印象だけど、追加予算でも下りたのかね?怪獣も普段のブニョブニョでディテールの甘いものから結構改善されたものになってたし。それとも今まで切り詰めてたものを一気に放出したのかね?

良くも悪くもウルトラマン以降のフォーマットに近いものになってしまった訳だけど、防衛隊との連携あり、主人公の親代わりで正体を知る人あり、主人公の本職が防衛任務でないという設定は生きていて、まだまだきっちり差別化は生きてる感じかな。別の仕事を持っているっていうのは80にも共通するところだけど、こちらのように防衛組織に本格的に入隊させずに物語を進行してたらああはならなかったんじゃないかと思わされるところ。