麻辣麺荘@小岩ポポ

麻辣担々麺650


何となく気分で駅ビルリニューアル後に入った、担々麺専門店(?)へ。担々麺が四、五種類、それ以外に汁麺、炒飯等の食事メニューに一品料理や酒類なんかがあった。
頼んだのは担々麺の中でも一番先頭にあった麻辣担々麺で、汁無しスタイルに写真には「激辛」とのキャプションが。汁無し担々麺が食べたかったので、「激辛」は基準もわからないし、とあえて看過したのだけど、注文時に中国訛りのおねえさんに「スープ無し、激辛ですが、よろしいですか?」と確認を取られて、首肯したものの内心びくつくw
果たして出てきたものは大きな器の中央にちんまりと、ラー油の中に肉味噌を背負った細麺が煮玉子を従えて鎮座する。おそるおそるそのラー油を箸につけて舐めてみると、それ自体に旨味があって、さらにはナッツ系の甘い風味もある、が、その直後辛さが。その辛さはもちろんなかなかのものなのだけど、それ以上にただ舌先に乗せただけで咳き込みそうになり、鼻の裏側に汗をかくかのような熱さが頭部を襲う、辛さだけで脅威。こいつは凄いぜぇ・・・!
とりあえず、ダマになっててほぐれにくいところをしっかりかきまぜて、食べてみることにする。・・・うはっwめちゃ辛っ!しかし、様々な旨さが交ざりあい、辛さの中にも何種類もの味があって旨い。しかし、とてつもなく辛い!(^^;
中盤で酢を投入。それでも旨さも辛さも揺るがないのはすごい、けど辛すぎる!とさらに酢を投入。軽く四回し程度の酢できっちり甘酸っぱくしてから完食。気付けば気管と汗腺がひどいことに・・・。いやぁ、この辛ささえ何とかなれば実に好きな味なんだけどなぁ。普段はそんなに好きでもないナッツの香りや甘めな味付けが、複雑な数多の味わいの一つとして好感を以って食べられたのが個人的に驚きだった。この複雑さがアドバンテージだよねぇ。