ミラーマン 第1話「ミラーマン誕生」

概要は知ってたけど、聞きしに勝る地味具合。敵も味方も変身も戦闘もぜ〜んぶ地味。そもそもこれで企画が通ったことが不思議でならないほど(^^;
全体に地味で重くシビアな物語に目玉を持ってきたいのはわからないではないけど、それでも局所局所にポイントで引きになるわかりやすいものが必要な気がするんだけどなぁ。


あと、二次元人の設定があやふや過ぎない?地味さもそうなんだけど、ウルトラと比べると色々考えさせられる部分が多々あって、ウルトラではそのヒーローの起源をあやふやに設定しても視聴者の中にある宇宙人等(神仏、既存のヒーロー等も)のイメージを利用することで結果的に成功したのだけど、ミラーマンは視聴者には利用すべき既存イメージが皆無で「二次元人」があやふやなままなんだな。んなもんで、自分の出生の秘密を聞いて葛藤するとかのシーンに感情移入ができないんだな。まぁ、そこらへん意味不明でも物語はさておいてヒーロー性の付加はできるってことで、後半があるんだろうね。