轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャス&仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVE

その劇場の最終日の最終回に見てきた。まだやってるところもあるみたいだが、ここで見逃すと非常に見るのが面倒になるのでちょいと焦りつつ・・・
総じて面白かったと言えるかな。払った分だけの金の価値はあった、というにはちょっと・・・だが(^^;


ボウケンジャーは完全にTVの延長線上で遜色無しというところ。ただ、ゲストに重心が偏り過ぎてレギュラーの、特に敵が生きてなかったのと、映画ならではの特別感というものにちょっと欠けたところに食い足りなさはあった。
個人的にはアバレの劇場版が非常に好きだったので(ほかにあんまり見てないけど(^^;)、ああいう、みんなそろってお祭りな感じを求めて見てしまったのが良くなかったかな?未だに「ハナビキニキビーナス」とかそらで言えるもんねw
まぁとはいえ、倉田保昭の存在感がそこらへんかなりフォローできちゃってるのがすごいところw


しかし、確かに無駄に二人がエロかったなぁ・・・ミニスカで岩山登らせたり、砂浜で着衣にずぶ濡れで際どいポーズさせてみたり!


ボウケンが終わってカブトが始まると、隣に座ってた祖母と孫と思しい二人組がそそくさと帰ってたのが印象的。時間が遅いからか、その子供が嫌いだからか、保護者が嫌っているのか・・・


そしてカブトだが、すんごいダイジェスト感バリバリなのに「ここは感動しどころですよ〜」てなところばかり強調するもんで、個人的に中盤までの感動だだスベリの印象。もしかして、TV版を知らない人にはこの薄い描写が想像の余地を広げることによって楽しめるのかもしれないが、この作品はその性質上TV版見てないと十全に楽しめない作品だと思うのでどうしょもない。
レイアウトにも水を差された感じで、ひよりの亡骸とそこに寄り添う二人がそこではきっちり映すべきところなのに、横で泣いてるおばさんを映したいためかフレームの中心からズレちゃってるんだよねぇ。おばさんは端っこが映ってれば良いんだって!
それでもなかなかに面白く見られたのは、TVに繋がる展開があるから。良くも悪くもTVできっちりと積み上げられてそれなりのリアリティをかもしだしてきた描写があるから、この映画のダイジェストっぷりもそこに繋がることでリアリティが流れ込んできて気にならなくなるんだよね。ちょっと卑怯だけど、あの短時間で精一杯風呂敷広げるには一つの手かな。
まぁ、森下千里の眼鏡スーツ姿が良かったからチャラだ!(ぉ


しかし、こうTVと繋げるとなると映画版の天道はどこへ行ったのか気になるところ。最近、無駄に出てきてるハイパーカブトが、ワーム姉ちゃんの想像に反してそうだとも考えられるけど、ベルト渡しちゃったし・・・。もしかして、繋がってる振りして実は繋がってない、いつものあれか?もしくはもう数回、歴史のやり直しが行われてるとか?w


追記
そうそう、天道役の外人子役の日本語があまりにひどくてずっこけたことを今さら思い出した。本来なら感動の絶頂なのにねぇ(^^;
あと、加賀美がシャツを脱ぎ捨てるシーンで、すんごい格好つけてるのにシャツが上手くつかめなくてモタついてるのとか、ちょっと感情移入の阻害要素が多すぎると思うんだ、この作品;