怪奇大作戦 第23話「呪いの壷」

うわ〜これまでで一番面白かったかもしれない。内容と感情の絡み合った濃さがあって、これまでの実相寺監督話だとカメラアングルが邪魔だったのが、むしろ視聴者を登場人物の内面に引き込んでいく効果になってたのもあって、これまで30分じゃこれが精々か、と思ってたところを引っくり返された。
最後には寺まで燃やすカタストロフがついて、盛り上がりは十分、最終シーンの父親の悲しみと自責の怒りのないまぜになった感情の爆発も蛇足ではなく、強烈な余韻として残る。面白かった。


それにしても眼鏡っ娘。それで着物。いまとなってはすんごいミスマッチなヒロインだけど、あの時代のものなんだろうなぁ。ある時期には女性の眼鏡というものに強い偏見が無かったのかも?
それと、前回に同じく40年以上前の京都の町並みは面白かった。


ていうか、やっぱり狂鬼人間は無しか・・