SAMURAI7 第10話「集う!」

集団を分割して平行して物語を進めたのは、キャラの組み合わせを絞ってドラマを進めたかったのだと思うけど、ちょっと散漫になってしまったかな。正直、この組み合わせでもう一週でやらないと、この調子ではいまいち物語が深まらない気がする。
加えて、描写もいまいち踏み込みが足りない気がする。
リキチにしてみれば野伏せりへの恐怖と恨みを振払って道化を演じることができたということで、かなり重要なドラマがあったはずなのに、コミカルにまとめ過ぎてしまった。そのコミカルさも中途半端で、デフォルメの感じがおかしい。ギャグにするなら徹底的にギャグにしちゃえばいいのに。
キュウゾウはなかなか良かったが、どこか冗長さがあった。それに前回やっと仲間になったところで、スポットライトを当てるなら今回なのに、集団を分割してしまったことでスポットライトも分割されて、印象が強くはなれなかった。最後のカツシロウで救われた感じ。
ていうか、バウンドドック小林誠