牙-KIBA-

  • 第5話「戒律の国」

もう一人の主人公の物語が!
いいねぇ、世界を広げる点でも、ストーリー上の価値観を広げる点でも。
OPを見た印象だと、豹変して敵として出てくるんじゃないかと危惧してたんだけど、そうでもないようなので安心。もし敵になることがあるとしても、彼のゼッドとはまた違った強さを基調として物語が語られる方が豹変してしまうよりずっといい。


しかし、まぁ、シビアな話になったなぁ。無茶やってても実は何重かの庇護を受けているゼッドと違って、力もない、庇護もないノアに対して、ゼッドよりもシビアな状況がふりかかることでそのシビアさが一層強調される。


ゼッドの物語から物語が飛んで、しかもすぐ回想に入ってしまうもんだからちょっとわかりづらかったが、むしろその構造が興味をひかれる。上手いなぁ。
それにしても、ネオトピアは積極的に異世界の人間を呼び込もうとしてたみたいだけど、何がしたいのか。そもそもノアなんだよね、呼び込まれたのは?

  • 第6話「早すぎた結末」

てか、何の引き止めもなく殺されちまうとは。↑の感想は今回も含むところだけど、ノア側の物語のゼッドとは違うシビアさがここで決定付けられた感じ。
加えて、最後まで誰も和解できず、誰もが対立しっぱなしで、結局皆死んでしまう。ゼッドが自ら世界と対立していく物語なのに対して、ノアは世界がノアと対立していくように作られているのかな。少なくとも入り口に対立を持ち込むことで、物語の原動力としているのかも。


てか、あの兵士の虐殺はノアなのかね?前回の体さばきといい、ノアに何かしらの力があるんだろうか?あと、「神器」な。ということでもっとこっちの話を見たいんだが、どうやらまた当分休みのようで・・・




この次は録画ミス!