機動戦士ZガンダムIII-星の鼓動は愛-

予定どおりもう一回見る。
前回見た時ほどの不満はない、けど、基本的にモヤモヤするものの性質は変わってない感じ。
作画は慣れもあって不満は小さくなった。まぁ、旧作画のトレスし直しはやっぱり微妙だけど。
前回見た時に感じたラストの浮き具合も、そんなに感じなくなった。悲劇に向かっていく展開を少しずつずらしていってるのは気が付いた。でも、でもだよ。細かい展開を変えていっても、ストーリー全体が悲劇の連鎖にスポットを当てている以上、途中までとラストにはギャップは否めない。
加えてその悲劇の連鎖がカミーユで頂点に達し、大きなカタルシスを生む構成であったのが、その頂点のカタルシスが無くなってしまうと肩透かしになってしまう。多少ベクトルをずらしていっているとはいっても、ストーリーの概要が変わってないのだから、肩透かしであること自体は変わりないと思う。


あと、バランスのためだけにケーキのシーンを入れたと言っていたのはよくわかった。確かにアーガマ側に直接戦闘や政治交渉につながらないシーンていうのが少ないんだよね。
対して、ティターンズ側はレコアを中心に結構多いと。