うえきの法則

レギュラー以外で久々に林原の声を聞いたなぁ。
確かに林原にぴったりな役どころだわ。
それにしてもああいう存在感・存在態が過去の物語にしか登場しえないのは今の時代性なのか・・・?


も一つ
予備知識無しのうちの妹が今回のをちらっと見て、バロウを主人公だと思ったとか。
確かにある種、主人公っぽいビジュアルだ。(カット割りやレイアウトも関係してると思うが)
それで気付いたのは、当たり前のことだけど、主人公のビジュアルってのはそれが掲載される雑誌のカラーに左右されるってこと。
バロウのビジュアルはガンガン系なら当たり前に主人公かもしれない。中性的で男臭くないし、良い子っぽい。
対して植木は、男臭くて直情でバカっていうサンデー主人公の直系なんだよね。
佐野も植木に近いんだけど、知恵がまわるキャラだから主人公タイプじゃない。まぁ、そういうところで差別化がはかられてるんだとは思うけど。
そういう一方で、逆のフィードバック、個別の漫画のキャラクターが雑誌のカラーを決定づけてしまうことも、雑誌カラーからキャラクターへの影響に比べれば少ないが、よくあることだろう。
よくあるのは、創刊間もない雑誌で、しかも対象読者層くらいしか明確に決まってない場合だけど、最近のジャンプやマガジンでも小規模ながら起きてることだよなぁ。