とか、それだけに限ったことではないけど、の続き

つまりは子供向けの作品には無限の可能性、全能への到達性なんてものを描くことは必要なことかもしれないが、大人向けの作品でそれを無条件で肯定することは見る人間にとって害になる。もちろん見る側がそれをあくまで絵空事カタルシスを得るためのものであることをしっかり認識してれば問題無いが、自分を含めてオタクっていうのは口先でグダグダ言う割にそういうことを失念しがちだし。
また無条件に否定してペシミスティックになるのも害になる。これも認識出来ていなければ引かれて死に向かうだけ。
結局、世に作品を送り出す人間の責任がいかに重いか、ということになる。そこら辺、分かってない人も多いようだけど。かといって受け手側が甘えていていいことでもなく、覚悟して受け取らねばならない。そして送り出すメディアは受け手を育てねばならない。
結局、一人一人の自覚しかないよなぁ。
とりあえず感じたのは、さっき見たクラッシャージョウのリアリティってすごい理想的だってこと。