天地無用!魎皇鬼、第三期第01話『遠方より来るモノ』

またもBONさんの御助力により見れた。感謝。
面白い!やっぱ元祖の梶島天地は面白い!キャララクターにしっかり背景があってそこにちゃんとキャラクターがリンクしてる。非梶島版だとキャラクターが個々の背景、もっと言えば世界から遊離してて、山奥の柾木家が異世界が如くなってしまってるんだよな。狭い世界に閉じこもってる感じ。梶島天地だと山奥に居ながら全宇宙と常に繋がってる感じがあって、世界の広がりを感じられて心地いい。
で、今回の天地では天地自身の物語がしっかり始まっていることに好感を持った。今までの天地無用って、梶島版・非梶島版双方で天地はあくまで物語の中心であり、中心である故の空白って感じが強かったんで(非梶島版は特にこの要素が強いんだけど)、天地自身が物語を牽引してて嬉しかった。とはいっても今回は回想が多くて、物語上もまだ大きな出来事が起きてないプロローグみたいなもんだったけど。
ちょっと気になったこと。
劇中の「光鷹翼を三枚しか・・・」って台詞だが、三枚で十分凄いんじゃなかったっけ?「しか・・・」って表現が気になる。
天地の母・清音の葬式に集まった弔問客の面々。よく見たら凄いメンバー!岡山の山奥に宇宙の超重要人物が何人も・・・って現在の柾木家の方が神二柱に樹雷王位継承者二人、元王位継承第一位一人な訳だが(^^;(天地の王位継承順位って今何位だっけ?)
あと改めて思ったのって、柾木家って個人個人の関係がとてもフレキシブルで面白い。横並びの関係が殆ど無いのだ。魎呼からすると魎皇鬼は乗り物であり妹でありともすれば娘のような存在だ。鷲羽から見た魎呼は娘であり時に妹のよう任發△蝓?瓜?亡兒‖仂櫃任△辰燭蝓
最近のキャラクター同士の関係性を固定化しすぎるきらいの中で少し新鮮に映った。これも梶島天地の生きてる世界、生きてるキャラの特徴かもしれない。