ヤングアニマルあいらんど

久々である。ローテで買ってるガンダムAとフラッパー以外の漫画誌を買うのは。(勿論エロマンガ誌以外でね。エロは使える時に買うのです。)
(最近この2誌を買ってることに自分でも疑問であるのだが、買ってる。特にガンダムA。SEED記事大杉。死ねばいいのに。俺、OUR`s買った方が良いんじゃねーの?w)
位置的には白泉社YA系で電撃大王的(UJ的、マガジンZ的、サンデージェネックス的というか)なハイターゲット、マニア層向け平綴じ誌といったところ。先に出たYA嵐がOUR`sの対抗馬であったのに対しての選択であろうか。
ただ、まだまだ実験段階の無難感が強い。YA本誌、YA嵐の番外編的漫画が3分の1を占めている(『藍青』『ゆびさきミルクティー』『小麦』『ちょこっとSisiter』『まじかるストロベリィ』『巫女姉妹』)。袋とじピンナップは『藍青』『ゆびさきミルクティー』(なんて略すの?)『ちょこシス』。明らかにラインナップは比較的無難である。加えて「ビッグネーム登場!」と銘打って、玉越博幸八神健梅川和実川津健二朗いのうえ空が、漫画を掲載しているが、このラインナップからしてそういう系の安牌。とりあえず玉越の描く乳首を初めて見た。内容は大きく想像の域を出ないがSEXしてるのにはちと驚いた。
ここまでの作家・作品ラインナップでわかったかと思うが、「暴力とエロしかない雑誌」と呼ばれたYA本誌、それをヲタ向けに先鋭化させた〜嵐とは違い、片方の「エロ(もしくは萌え)」しかない雑誌になっているのだ。ちなみに先のピンナップの内容はどれも年下キャラの半裸or全裸であるのにも象徴される。表紙、文月晃だし。「電撃萌王」的な性格もあるといえる(そりゃ方向性は随分違いますけどさ)。誌のキャッチフレーズが「大好きなキャラにきっと遭える!」だしw。
既存誌との差異としては、基盤となる雑誌が青年誌の中でも扇情的なものであることもあるのかエロ度が非常に高いということ。流石に成人指定を喰らっちゃマズイので具の描写は無いが、比較的あけっぴろげなこともあげられる。ガムシロップの替わりにアイスティーに自分のラブジュース添えるねぇちゃんとか。とりあえずメディアワークスじゃ永久に見れなそうなシーン。結構こういうエロマンガから本番切り抜いたようなエロギャグマンガ好きなんで楽しめた。でもちゃんとエロとしてリライトして欲しいと思う気持ちもあるw
こんな漫画誌を何故買ったのかと言えば、『ゆびさき』(と略してみる)『まじかるストロベリィ』(これも略し方わかんない)もあるんだけど、勿論モロチン西川魯介尊師大先生の読み切り『あぶない!図書委員長!』を読む為に他ならない!!ラヴラヴな雑誌の中で明らかに浮いてる辺り、西川尊師の天才たる所以w「メガネっ娘居酒屋委員長」に行った人間で、尊師も臨席された席でのはいぼく氏の「シャケ発言」を憶えている人には堪らないマンガ。眼鏡道を志す人間は必読!!
ちなみにこのマンガ含めて皆読み切りではあるんだけど、いつでも続けられるような内容になっている。人気が出たら続けるつもりなのだろう。珍しい方向性の雑誌なだけに要注目。(近い所じゃヤングペンギンって雑誌があったけど数号で休刊。。。これは基盤が成年誌のペンギンクラブであったので、青年誌としてエロ度を下げると何か物足りない雑誌になってしまったもの。今回のあいらんどとは少し事情が異なる)
追記:今回CDドラマ化にあたってキャスティングが発表された2作品。ちょこが野中藍ってぶっちゃけ(ry ひだりが能登麻美子で水面が田村ゆかりというのには驚いた。逆の方がよくあるキャスティングな気がする。由紀の斎賀みつきというのは上手い。ていうかほかに選択しないかなwとりあえず斎賀の女の子声が聞けます(女装ですが)