女立喰師列伝 ケツネコロッケのお銀 ーパレスチナ死闘篇ー@月刊COMICリュウ

seemad2006-10-04

(↑?)


買って半月くらい経つけどやっと見れた。
正直このテイストの押井実写作品を見るのは久々だったのだが、これ結構見やすいぞ?w
俺が慣れたのもあるだろうけど、30分という短い時間であんまり冗長(だがある意味必要?w)な部分を詰め込めなかったのと、いつものギャグとも真面目ともつかない部分が何となくギャグに振られているのが大きいかも。何ていっても、いつもの「犬の目線」が象徴的な意味だけでなく、実際に大塚ギチが犬の視点で歩いていた、というオチまでつけちゃってるしw 同様に、途中でゲドポスターの前で立ち止まってみたり、写せないものにモザイクと警告音を入れてみたり、小ネタの多さも大きいかな?
そしてストーリーとしてもかなりきっちりまとまってて、難解さでケムに巻くというより積極的に幻想性を醸し出さんとしているのが良い意味で普通の作品ぽさもあり、かといって押井色が抜けているわけでもなく、エンターテインメント性は絶妙かも?
立喰師列伝とセットで見せれば初心者への押井実写作品の入門作品になるかもしれんw