お出かけ

Fu1に誘われBONさんと秋葉原へ。・・・遅刻した上に直前の浅草橋で気持ち悪くなって降りるという大失態。久々に早起きしたので・・・
メロン・とらなど行きつつ、じゃんがらの向かいのベンガルで昼にカレーを食う。初めて入ったがなかなか旨い♪
さぁ、これからが今日の本番だ!


今日、秋葉原に来た目的は、旧国鉄万世橋駅の遺構の見学!!
お伽草子』を見た人はご存じだろうけど、秋葉原万世橋交通博物館のところにはその昔、万世橋駅という一大ターミナル駅があったのよ。俺はそのこと自体は軽く知っていたものの、『お伽草子』で重要なファクターとして取り上げられたのがあって興味を持つようになってた。
そして今回、交通博物館の移転に伴う特別展のうちの一つとして、短い時間ながら遺構にの見学ができることになった、というわけ。交通博物館の移転自体も結構ショッキングな出来事なんだけどね。(2006年5月20日までだったかな?さいたま市に移転の後は「鉄道博物館」になるとか。昔の名前に戻るわけね)


というわけで見学の予約をして、予約時間まで交通博物館1Fの見物。むかし何度かきてるので、面白さもあり懐かしさもあり。鉄道のダイナミズムってのはやっぱり凄いやね。鉄ちゃんではないが、気持ちはわからないではない。特に現在は以前よりフェティッシュな好みを理解できるようになってる分、更にそう感じる。
Fu1のおもしろ写真を撮ったり、Fu1が鉄度合いを測られるようなアンケートを受けたり(Fu1は三人の中で一番鉄道に詳しいし外見もそう見えがちだがそんなに鉄分高くない)、大ジオラマを見つつ、集合。遺構見学だ!


まず交通博物館内の片隅から狭い廊下に入っていき、その奥の扉から先はいきなり薄暗く明らかに古い建築物な通路に。そこから通された広めな空間は、レンガで組まれたアーチ上の構造物が天井にある。何の用途の部屋なのかは不明。レンガのアーチが貴重であるようだ。そこで万世橋駅の歴史と交通博物館移転に至るまでを軽くまとめた10分弱の動画を見せられる。見ても未だにあそこが何の用途があったのかは不明のまま(^^;。ここで少しの撮影タイムを挟んで、この部屋を出て更に通路の奥へと。その途中で見えるペンキのはげた木戸とかがこれまた古い。とはいってもペンキの塗装ってことを考えれば、戦後に中央線整備のために作られたものだったりするかも。それでも確実に4〜50年は経ってるだろう。そこを抜けて旧ホームへ続くコンクリの階段へ。これがまた古くて、ちょいと感激。その途中で2000年に工事が行われたことが記録されている高架の鉄橋がむき出しで見える箇所があって、新旧の共存が少し不思議。
そしてついに旧万世橋ホームへ!・・・とはいっても透明な覆いを隔てて半地下からの見学なんだけど(^^;、隣を中央線がびゅんびゅん通ってる状況じゃ仕方あるまいて。見学の最中もずっと中央線の音と揺れが続いてたしね。それにしても、あそこに三木眞一郎が立ってたんだよねぇ・・・(『お伽草子』参照)。『お伽草子』と違うのは、『お伽草子』では長方形の植え込みが並んでる感じだったのが、実際は思いっきり枯れ草がもっさもっさ、ホームって感じはあんまりしない(^^;。ロケハン当時と変わってるのかな?
ていうか、ここから見てるときはだいこうふんだったのだが、旧万世橋駅のホームは実は交通博物館の屋上からも見えたわけで、この時は接近遭遇できるというだけのレア度だったわけね(^^;(きっとロケハンも屋上からやってるんじゃ?)。それよりもそこに至るまでの道筋にあるとりどりのものが、実にレアで、感激だった。歴史の積み重ねって凄いよ、本当に。


その後はそのまま交通博物館の展示をあらかた見学し、錦帯橋の模型を見てリーンの翼のプロモを思い出しにやけてみたり、スチュワーデスの制服に駄目出ししたり、バスの路線が無くなってることに初めて気付いたり。
Fu1から冬のおつかいを受け取ったり。
交通博物館を出てからはやたらラーメン屋に振られたりして(3軒!)、ヨドバシへ行って刀削麺を食べようと思ったらこれまたクローズ、しょうがないから光麺でいいやという破れかぶれな気分になったものの、聞いてみたらもう開くということで入れてもらい食う。旨い!
その後、ヨドバシで色々見て解散。
しかしまぁ、秋葉原の歴史を一日で総ざらいした異常に濃い日であったなぁ。