安彦ガンダムオリヂン(ネタばれ

見事なやられメカっぷり!そりゃ、あんなスター軍団にかかって勝てるわきゃ無いと思ってたけど、5VS12でここまで圧倒的とは!
そもそもこの作品内のMSの性能はTVとは全然違うんだなぁ。パイロットの問題もあるとはしても、タンクはもちろんキャノンまでザクI以下の性能だもんなぁ。
しかし、そう考えるとこの作品中のホワイトベースの戦力ってすごい貧弱だぞ?ガンダムだってザクに一機落とされてるんだぜ?(^^;


アニメだとザクを研究してV作戦以降に作られたRXシリーズなので、RXシリーズ全てがザクより高性能なのに対し、安彦版ではザク以降作られたのはガンダムだけなので、ジオンと連邦間のMSの性能差がそんなに無い感じ。
あと、新型と旧型の性能差もそんなに無い感じかも。


イメージだと、アニメでは


ザクI>>ザクII≧ジム>ガンタンク>>ガンキャノン>>(グフ・ドム等)>>ゲルググガンダム


なのに対し、安彦版では


ガンタンク>>>>>>ガンキャノン>>プロトザク≧ザクI>ザクII>>ジム>>ガンダム


な感じかな?安彦版におけるグフドムとジムの性能差は不明。あと出来るだけパイロット差は抜いたつもりだけど、アニメ版ガンダムとか実質無理だから!(不等号の向きを間違えたので脳内で修正すべし)
安彦版の方が機体性能が拮抗してて、ある意味リアルになってる。そもそもモビルスーツ概念以前の代物であるガンタンクはともかく、一度概念が成立し兵器として基礎ができてからはよっぽどの技術革新が無い限りそう性能は変わり得ない、ってとこかな?



ていうかミノフスキー博士、亡命前に死んじゃったよ!
アニメじゃミノフスキー博士って影も形も出てこない割に、無駄に「連邦に亡命して連邦MS開発に協力」みたいな後付け設定ばかりがあるじゃん?そこらへんの虚を上手く突いた感じだよねぇ。死んでしまった方が整合性が付くし、物語に弾みが付く、と。
ってわけで、テム・レイのMS開発における重要度が、一段と高まってきたわけですな。テムのキャラクターの掘り下げが面白くなってきましたよ。