水曜の週刊誌・・・っていってもマガジンにはあんま書くこと無いな。スクランが面白く無くなって行く(能登は好き)・・・のでサンデーのことばっかし。

椎名高志の短期集中連載がいい感じ。
そもそも考えれば椎名高志は、現在世に溢れまくっているやたら出自の異なる女性キャラが混在しまくる作品の元祖の一人っていうか礎の一人なことを考えると感慨深いのだが、
どうにも最近作品が長持ちしないのが残念なところ。
信長はちょいと微妙だったが(タイムスリップネタをもっと早く投入してたら・・・とは思うが)、銭湯の奴は好きだったんだけどなぁ。でもこの銭湯のも微妙に忙しさで読めなかった頃だし、、、
で今回のは前に読み切りでやったやつの仕切り直し。
どうなんだろう?俺的には悪くないんだけど、ちょっと足りないかなって感じ。
足りないのは、最近のサンデー作品に顕著な身近さかな?(犬夜叉に身近さが無いのはこの際置いとく;)
やっぱりGS美神が受けた理由は多彩なキャラクター、特に女性キャラは勿論だが、横島の存在だったと思う。
このキャラ、うる星のあたる的キャラながら最終的には大化けするという成長も描かれ、タッチ的なサンデー主人公の系譜にもきっちり乗ってるキャラなのが今考えると面白い。
対して現在のサンデー主人公は「「」のために」の「」に女を入れなくなってきている。
「うえき」「ガッシュ」「ダンドー」「こわしや我聞」「じゃぱん」あたりに顕著だし、「結界師」も半ば「女」から脱却している。
作家を見ると殆ど若手の作家。
また、これらが「」に何を入れるかというと、身近な人やより広い対象を入れることが多い気がする。
かといってかつての作品にあった「何か大きなもの」とも違う。視野をそこまで広くとっていない。(なんかセカイ系なんかとつながる気も)
新しい世代と捉えるべきか?
こんな今のサンデーで椎名高志がどう漫画を読ませるか注目。
あ、あと眼鏡っ娘萌え(^^;